10月3日、ヨーロッパチャンピオンズリーグが各地で行われた。
日本代表の中村俊輔が所属するスコットランドリーグのセルティックがでACミラン(イタリア)をホームに迎え、2-1で競り勝った。左膝故障のために、出場が微妙とされていた中村俊輔は後半39分に出場し、決勝点の起点となった。
それまで、スコットランドの新聞は中村俊輔の故障がACミラン戦に大きく響く事を報じていた。
スコットランドの新聞(WEB版)をいくつも読んでみたが、中村俊輔という選手はかなり注目されていることがわかった。
新聞記事に中村俊輔の名前が出ると必ず肩書きに『セルティックスター』、「日本代表」、「完成されたMF」、「最高のフリーキッカー」などというものが添えられていた。
また、多くの場合は「NAKA(ナカ)」という愛称で語られている。
あるセルティックファンサイトでは、「チャンピオンズリーグを勝ち抜くには、ナカのフリーキックが必ず必要」とか「ナカは最高のゲームメーカー」などと語られていて、今回の怪我に関しては、多くのセルティックサポーターが気にしていた。サポーターだけでなく、新聞各紙の記事にも「強豪チームの勝つには、ナカのようなフリーキックが武器となる」などと言われていることから、中村俊輔の注目度はとても高い。
今回のACミラン戦、中村俊輔が一番気にかけている試合であることは、スコットランドでも知られていた。
もちろん、新聞記者はセルティックの監督のゴードン・ストラカンに、中村俊輔の出場に関して質問をしていたようだ。ストラカン監督は「彼は100%ではないがチャンスはある。サッカー選手はいつも100%というわけではないが選ばれるにふさわしい働きをする」などと言って出場を示唆していた。
これに対して、「TEAMtalk.com」の記事では「ゴードン・ストラカンは、ACミラン戦に向けて健康を証明するどんな機会をも中村俊輔に与えた」とコメントしている。
結局、同点にされて後半39分に100%の状態ではない中村俊輔を投入したのは、監督の期待であったに違いない。そして、中村俊輔が決勝ゴールの起点となった事から、俊輔はチームでの信頼も勝ち得ている事は明白だ。
多くの方がスコットランドリーグのレベルについて批判的だが、あの世界屈指の強豪ACミランを倒すチームのレギュラーであり、スタープレーヤーと呼ばれる中村俊輔という選手の凄さをわかっていただけたと思う。
もちろん、前回大会では自らのフリーキックでマンチェスターユナイテッド(イングランド)を撃破している事も忘れてはならない。
中村俊輔がもたらす日本のサッカーへの影響は計り知れない。
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